底抜けイドの貯水槽

idとはEs 無意識の本能的快楽原則。ここでは主に、物欲のこと。

ひらp nanoが来た!

ひらくpcバッグといえばその界隈では有名なpcバッグ…というかpc関係なくめちゃくちゃ便利なバッグである。

ペンスタンドになるペンケースというのは誰しも目にしたことがあると思うが、その鞄版…というのがひらくpcバッグ略してひらpの特徴だ。

存在を知った時からずーーーっっっと気になっていたが、コンセプトには非常に共感するものの、ちょっと個人的に好ましくない点もあるし(取っ手とか取っ手とか)値段がなかなかどうして高いし、きっともっと安くて自分の需要を満たすものがあるだろう……と思い続けて早幾年。結局買い替えた鞄の数と総額は数知れず、キリがないので先月とうとう手を出してしまったのだ。…miniに。

使ってみると、やはり便利。しかしやはり細かなところが気になってしまう。(とりあえずそれは別記事でまとめたいと思う。)

結論だけ言うと、やっぱ縦じゃなくて横がいい。A4横のサイズ感のひらpがいい。でも無い。諦める他ないのか…!?

 

と思いながらスーパーコンシューマーを読み漁っていたある日、ひらpシリーズの新型が出る!ということを知った。しかも小さいの!これだよ!待ってたよ!

それからは毎日サイトをチェックし、発売に気づいた8日に購入。そして今日、先程、ついに我が家にやって来たのだ!

その名も!ひらくpcバッグnano!

\ババーーン/

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…比較対象がないとただのひらpにしか見えない説…。nanoだよ。ブラウンだよ。

 

※以下、公式サイトや普通のレビューサイトで触れてそうな点は省いている。ひらp?なにそれおいしいの?という人はスーパーコンシューマー読んで。

 

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裏側はこんな感じ。外ポケットのようなものが…

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例の「伸びるポケット」!

…しかし私はPCを持ち歩かないので伸びポケに興味はそんなに無いのであった!

というかここのせいで発売が遅くなったのならば恨むんですけど…という話ですらある…。何故なら私がminiを買ったのは先月だから!あと一月発売が早かったら絶対最初からnanoを買ってたから!憎い!このポケットが憎い!!

…あ、でもA4持ち運びは機会があだろうからお世話になると思います。よろしく。

色々観察してるとこのポケット、A5サイズの仕切り付き外ポケットとして普通に使えそう。

あんまり細かいもの入れると沈んで探すのに一苦労しそうだが。

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ポケットを伸ばしても仕舞われたまま!落ちたりしない!(勿論ポケットしまう時は入れたものが邪魔になる)

移動中などに使える一時置場に便利そう。タブレットで地図見ながら移動したりとかの時に。

伸ばしたポケットを仕舞うのは、流石に片手で楽々とはいかない。そんな時はとりあえず外に折っておくこともできそうである。

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分かりづらいけど。

 

そして…お気付きだろうか。nanoの肩紐、miniより……細い。

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またもやわかりづらいがminiの約4分の3とかそれくらいかと。

でも柔らかで丈夫な素材なのは変わらず。負荷についてはまだ使ってないので何とも言えないが、何かあればいしたにさんがフィードバックしてるはずなので、今は楽観視することにする。

 

それではいよいよ荷物のお引越し。

ビフォー

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miniに入れてたのはこんな感じ。ちょっと鞄が縦にデカすぎる。

miniだけどー!miniじゃなかったー!(miniです)

 

アフター

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入っ……た!

減らす予定がある荷物もいくつか入っている。結構ピッタリだけど…やったー!

まぁよく見るとアフターでは無くなってるものもあるけどね。後々持たなくなる予定なので良いのだ。

 

 

気になったのは以下。

①………取っ手無いんですけど!!!!

握力を高校の体育館あたりに落として生きてきた身としてはやっぱ取っ手欲しいんだよね…。元々落とすほどの握力も無いけど。

 

②A5の収納は最低限に抑えないといけない。

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横の三角形が、少し底辺が長くなっている。

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A5用紙+カバーで一回り大きいものを入れるとすぐ上部分がいっぱいになってしまう。そして底部分は空間が余りがちになるかも…?というもの。小物とA5のもの入れると、A5が小物を覆って隠しちゃうのである。立ってる時の話ね。

ただ、これは収納の配置次第で解消可能と思われる。というか私は解消可能のようだった。

そもそもA5の厚い手帳などはちょっと入れにくいかも?マチがないわけではないものの。収納量と要相談。

iPad mini4はカバー付きでも縦でギリギリの高さで入った。が、横入れが無難と言ったところ。

 

③ひらく部分の折れるところが…360°開かない…?

まあ特に不都合はないのかな…?でも机に置いたら浮く分スペースが狭まるかもと思うと360°が理想だよなあと思う次第。

 

なんにせよ明日から使うのが楽しみだー!

 

追記・ピンボケは文化

2つ穴のA5の裏紙手帳がほしいんですぅ・・・ゼロぉ!・・・。

タイトルは分かる人にしかわかりません。

気になったあなたは「コードギアス 反逆のルルーシュ」をチェック!

何と今なら総集編映画が公開中!該当シーンは公開中の第1章「興道」のどこかに!

タイトルが分かりづらい中途半端なパロディなので観てもどこのことだか分からないかもしれないが・・・まぁそこは何度でも探してみよう!

 

さて本題。

来年に向けて、というわけでもないけれど、長いこと2つ穴の手帳を作りたくて悪戦苦闘している。

もうこれがなかなかみつからない。何故?そんなにニッチな要求なのだろうか?

いまだ決着の見えない(というか敗戦濃厚)この戦いを、記録しておこうと思う。

 

絶対条件、ほぼ必須条件は下記の通り。

・A4サイズの裏紙を使う

・出来れば2つ穴規格。パンチ買うのが嫌だから。どうしても必要だと認めざるを得ない状況になった場合は買うこともやぶさかではない。もしくは誰かと共同出資。
※金の問題ではなく、飽き性なので使わなくなる可能性がだいぶあるため。

 

・表紙は透明。もしくはリングノートのように折り返しが可能で、好きなページをすぐに閲覧できるようにしておける。

・ページの入れ替えが可能。

・「月と週を同時に見られる」某手帳のような機能が欲しい。A3.5の面積が希望(A4の1.5枚分と言いたい)。

・記入はフラットな状態が希望。

 

用途

・裏紙をこの世から一匹残らず駆逐する。(紙への愛と勿体無い精神をこじらせた)

・予定を立てる、確認する、実行するためのツールとする。一元化が希望。(メモ・らくがき用ノートは別でも良い。基本的に閲覧専用?)

・終わったスケジュールは記録として残しておく。

・支出もざっくりでいいので管理したい。

・メモは不要なものはすぐ捨てられて、要る物は閲覧できるようにしたい。

 

最終形態たる理想のアイディアに自分でもまだ辿り着けていない。長い旅路である。

とりあえず、スケジュール帳とメモノートは分かれることになりそう。メモノートも記入用と見返し用に分かれるかな?

 

メモノートは裏紙ノートのようなかたちになると思うけど・・・。A5サイズの。

つまりは2つ折りジョッター?みたいな。

A4用紙を使えて、広げるとA4サイズだけど、持ち運ぶときはA5サイズにできる、というやつ。ファイルとかでは良く見るじゃん?それのジョッター。

上記を満たしているバネ式の留め具のやつはアマゾンにあったね。バネ式はちょっと嫌なので見送ってしまったが。。マグネットも嫌。カードとか機械系大事にしたいので。

・・・となるとやはりゴム留めになってくるのかなあ。メモノートはアイディアを固めるところが第一ですな。

 

スケジュールの方はリングノート的な使い方ができるものになりそうだとは思っている。しかしこっちはとにもかくにも材料が足りない。ルーズリーフ系の商品の不要な留め具を2つだけ残してあとはちょん切っちまうのはどうだろうかとさえ考えている。JIS規格に期待。

 

そもそも希望自体が時間が経つところころ代わる気もする。つまり寝かせる時間も必要。

遠い。ゴールが遠いよ・・・。

プレジールとデスクペンの軸が交換できるって話


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プレジールとデスクペンの中身を交換するやつやってみました〜。

写真は分解中のもの。真ん中に置いてある軸を交換するとあらふしぎ、ごく

デスクペン持ち歩きたくて…。細くてカリカリ、素晴らしい。

でもどのデスクペンか調べても分からず、何本も間違ったのを買ってしまった…。何故かパイロットのデスクペンも間違えて買った。謎。

確か正解は定価700円くらいのデスクペンだったはず(追記:「プラチナ万年筆 万年筆 デスクペン 極細 DPQ-700A」)。500円のは細すぎてプレジールにはぶかぶか…。金色のペン先だから大丈夫かと思ったけどダメだった・・・。無念。

 

ただ、単に細字が欲しいならカクノのEFが出たらしいのでそれを買うのが一番かと、今は思います。細さそんなに変わんないし。もー少し早く知っていれば・・・!

チェンジしたプレジールデスクペン、持つところ(デスクペン)に丁度キャップを止める出っ張りが当たって違和感なんだよね。残念。使うけどさ。笑

御茶ノ水から東京駅まで文具旅

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文具好きなら分かってもらえるはず。

文具屋をハシゴする楽しさを!そしてその時の流れの速さを!!

 

ということで気になってたお店や連れのオススメのお店をハシゴした!

御茶ノ水駅で合流し東京駅まで歩く文具旅。写真は道中の空がちょっときれいだった瞬間。都会の空の狭さ怖い。

まずはこちら。

* 美 篶 堂 * misuzudo *

オンラインショップの品を一度目にしたいと思い訪れたとこ。

小さな文具屋さん的なものを想像していたのですが、良くも悪くも裏切られた・・・。

商品はある。でも一人では入りにくそうな法人様向け感がすごい。別に止められたりしたわけではないけど笑。

1Fにはよくわからないけど紙や本の表紙になりそうな素材のサンプルがずらり。商品もちょろりと置いてある。

素敵だったのが壁面収納。ただの壁だと思ってたけど実は引き出しなんですよ、っていう。ゴイスー。

2Fは商品が1Fよりは多めにちょろり。でも行ってよかった!あのハードカバーの手触りの優しさはぜひ一度ご体験あそばせ。

 

その後は遅めのランチとしゃれ込み、食後のコーヒー・・・もといカフェラテをこちらで。

GLITCH COFFEE&ROASTERS - グリッチコーヒー&ロースターズ

すごくスッキリした味わいだったが、これが浅炒りというやつなんだろうか。口コミ見てるとフルーティーという表現が目立つ。なるほどこれがフルーティー。ちぃおぼえた。

お店は狭かったがなんかすごくカッコよかった。あとコーヒー淹れてるところがすごく厳つかった。実験でもしてるような設備。つい眺めてしまう。

苦いコーヒー苦手って人にオススメしたい!

 

その後は数件お店を回った。

中でもモリイチというお店が印象的で、文具もあるけど、静音マットとかも置いてあり。宅内用静穏トランポリンとか。すごい。うっかり欲しくなった。

LIFEのデスクカレンダーというものを初めてお目にかかったので購入。

アマゾンには無いA5縦型、フックにかけられるよう穴が開いている。

裏紙クリップボードにしようと思ったのだが、この穴のせいでA5用紙がギリギリ入らないということが後に発覚。無理やり穴を拡張し対処。めっちゃ不恰好に・・・。

不恰好なのはあまり気にならないけど、あまり使わないかなと買ってから思ったり。A5クリップボードがどんどん増えていく・・・!

 

長旅でしたが戦利品はデスクカレンダーだけ笑。

文具は眺めるだけで癒しだからオールオッケー。よい一日でした。

最初の万年筆について

東京・文化学園大学の近くにオシャレな雑貨・文房具屋さんができた。

落ち着いた佇まいで、あまり見かけない商品も多い、通い甲斐のあるお店。

WRITE&DRAW.

http://write-draw.jp/

 

 月曜定休らしいが月曜以外も閉まっていることが多い気がする。と思ってHPを見てみたら、どうやら店主さんが色々とお忙しいらしい。(H29.10月現在)

 

初めてそこに入りそこで出会ったのがこちら

ペリカン ツイスト(シルバー)

そもそも万年筆というものに興味が特になかったのだが、ここでテスターで試し書きをしてみて吃驚。

・・・何だこの書き心地!

それまで散々「なめらかボールペン」系に手を出しまくっていたのだが、それらへの興味が一瞬で全て万年筆に向けられた。罪深い・・・。

 

しかし購入した品は(当然だったのですが当時は知らず、)サンプル品とは全く違う書き心地。

なんだかひっかかるような、スムーズに行かない感じ。不良品かと思った・・・。

 

しかし慣れるまで使った今なら、この万年筆の良さが分かる。

インクフローは良すぎず悪すぎず、インクを必要以上に消費しようとしない。

 

これがもう少し安い万年筆になると、やたらインクフローが良すぎて書いた線が1秒ほど光をぬらっと反射する。(多分、製品精度が一定に保てないからインクを出やすい設計にして書き心地を保っているのかと思うのだが、どうなんだろ)

あ、もちろん良し悪しは使用者次第で、安い方はインクの消費は激しそうですがメリットもある。インクフローがよければ紙をペン先でなでるだけでかすれない線が引けるので、あまり筆圧をかけなくなり、肩が凝りにくくなった気がしたりする。笑。一方で、短い線の「はらい」や、あとは細い線が苦手のようだ。

 

ツイストは必要以上にインクが出てくる感じはない。線の太さやインクの濃淡を(多少は)筆圧で調整できる。さすがに撫でるだけというような筆圧では線はかすれることもあるが、ペンの傾きやペンを動かす速さ次第でどうとでもなるだろう。

 

それから、これはなんとなーくだが、筆記中の音が手持ちの中で一番鉛筆っぽい気がする。他の万年筆は文字を書いているときはあまり音が無い気がするが、ツイストは紙と擦れる「しゃりしゃり」~「さりさり」みたいな音が心地良い。私だけかもしれませんが・・・。

 

独特の形をしているが、決して持ちにくくなどない。むしろ三角鉛筆に近い形状なのだから、持ちやすくすらあるだろう。ただ、あまり名前が挙がることもないからあまり店頭ではみかけにくいのかな?とも思う。

 

インクがたっぷり出るタイプの万年筆が苦手な方にオススメしたい。

ペン先が引っかかる人も、暫く使えばペン先が自身の筆記時の癖に合わせて削れてくれて、後々書きやすくなるので是非愛でてあげてください。

 

追記

力を強めに使ってたらインクフローが良くなって来ました。そりゃそうだ。